墨綴ちゃん描けました。

夜夜叉こと六道雪吹です、（私服バージョン）

【ある人物の、とある日々のソロル】








いつも通り、日の出と共に目を覚ました。あの喧しい奴等の喧騒はまだ聞こえない。まだ寝てるのだろう…静かで清々しい朝だ。空気も清み渡っており気持ちが良い。あの爺さんとその番いはもう起きてるだろうか？歳もあるからきっとそうだろう。気付かれないように、音もあまり出さないように静かに抜け出す。向かうのは畑だ。窃盗染みても居るが、やはり食うなら土から出たばかりの人参に限る。


―少し時間を掛けすぎただろうか？日は随分と昇っていた。身体中、畑の土にまみれたが気にすることはない。どうせあの物好きか爺さんが風呂に入れるだけだ。そう言えばあの馬鹿は未だに何かやからしてるのだろうか？いつも思うが懲りないものだ。人間は同じ過ちを繰り返すと言うがあれはそれには当てはまらないな、繰り返す頻度が多すぎる。そんな事を思いながら、足を進めるのは元来た道だ。そのまま畑を後にしよう。


此処へ来てから何度目の夜だろう？腕を無くしたあいつが看病されるついでとして来てみたが存外悪くはない。あいつはあいつで夜にこっそりと、軽く俺の血を与えてやったら腕も生え治ったし、意識が戻って早々に、帰りもした。此処に居る理由なんてホントなら無いが、礼があるとかであやつを頼むなんて言われたしな…全く、頼りにされるのも考えものだな。


決断の時が来た。あいつは袖から手紙を出し、そして部下の一人であるアイツに渡した。少々不安もあるが、今は冷静さがあるらしく素直に受け取っていた。手紙の内容は詳しくは知らないが、良いものであるのは間違いないだろう。少なくとも俺達の理想への一歩に近付ければ良いが……。


最後の夜だ、流石にいつもみたいに畑へ人参を盗み食いに行くほど馬鹿でもない。己の中の決意と覚悟を今一度確かめて確固たるものにせねば、揺らぎが出てしまう。そんなでは守れるものも守れやしない。誓っただろう。ヒーローになるんだと。昔の約束を忘れるな………


トロい。コイツらはよくこんなので今まで歩んできたな。ヒントは幾らでも散りばめられてた筈だろう？何故こんなにも時間が掛かる…？それにアイツの使う霊も出てきた。面倒極まりない。2位なら処理しといてもバレやしないだろう。アイツには会ったら仕置きしてやらねぇとな…俺達の目的は足止めでも邪魔でも無いのに…何をしてやがる…？


宣言は告げた。もう後戻りはできない。俺達は真に奴等の敵となった。俺の本当の姿も晒した。直にあいつら3人も奴等の前に姿を表すだろう。もしかしたら気付いてる奴も居るかもしれない。あの廃墟自体、こいつだけの力じゃなく、誰かの力を借りてのものだったことを。どちらにせよ関係はない。もう戦争は始まるんだ。あの物好きも、馬鹿も、爺さんもその番いも…他の奴ら同様、敵になる。恩はあれど仕方ない。あいつの決断だからそれに口を挟む事なんて出来やしない。やるべきことを成すだけだ…。









―――だが…

何かが…何かがおかしい。そう、何かが。手紙の通りに宣言もした。頭の命であるなら従うまでだ。…だが何だ？この引っ掛かりは。何かが引っ掛かって疑問しか残らない。気持ち悪くて仕方ない。調べる必要が、ありそうだ…。










































…あいつを刺し違えるような事になったとしても。

【！ソロル注意！】②







やっほ〜、私は奏磨！
今日は憧れのコンビニに来てるの！本当はお洒落なカフェでパフェとか食べたかったんだけどね…でも私がご飯を食べれるのって、夜だけだからさ〜？24時間のカフェなんてなかなか無いし…まぁコンビニにも美味しいお菓子がいっぱいあるんだけどね！ティラミスとか買っちゃおうかなぁ？あまりにも美味しくていっぱい買っちゃった！大丈夫！私の身体ってばスリムだし！糖分は大事だよね！おっと…時間も少ないし、早く食べなきゃ！まったねー！

やっほー、また会ったね！私は奏磨！
聞いて聞いて〜？今日はお母さんと喧嘩しちゃったの！だってお母さん、私がバイオリン弾くといつも怒るんだもん……それに知ってるんだよ？召使いとか探偵に私達のこと監視させてさぁ？いくら私でも怒っちゃったもん！でも、ちょっとやり過ぎちゃったかな…？てへへ、反省しなきゃ！

やっほ〜！また来てくれたんだね！
今日は、サボテンちゃんのお世話をしていくよ！お水はちょこっとで良いんだってね〜…植物なのにトゲトゲで、乾いたところが好きなんて面白い！でもわざわざ不便なところに順応して生きてるのは、私と同じだね！大好きだよ〜サボテンちゃん！

君は暇なんだね〜？まぁ良いや、いっぱいおしゃべり出来るしね〜！
じゅ〜だいはっぴょ〜！私が活動できる時間が増えました〜っ！良いでしょ良いでしょ！これでいっぱい遊べるんだよ〜？憧れのカフェとかに行けるように頑張らなきゃ！これからも私達を応援してね〜！



ばいばい！

【！ソロル注意！】①
キャラクターの変化みたいなのを書きたかったんです…一応、①と②で二視点のセットになっております…




【○月××日…竜宮院 乙愛の手記より抜粋……】
一人暮らしを初めて付け出した日記も、いよいよ1ヶ月近い…三日坊主のボクには大した快挙だと思う。
今日もまた、メガネ無しで大学へ行ってみた、もちろんコンタクトも無しだ。くだらない事かもしれないが、昔から弱視だったボクには些細な夢だったのだ、目の周りの軽さが心地よくて、髪型なんかも変えてみた…似合ってるといわれたのが、一番嬉しかったな。
　それはそうと、買った覚えのないティラミスが足元に三個も転がってた……ティラミスは大好物だから、もっと味わって食べたかったのに…
【○月×△日…乙愛の手記より抜粋】
12：28分だった気がする、母さんが亡くなったそうだ。知らせなくて良かったのに…おばあちゃんの時は、泣き崩れて夜も眠れなかったけれど、同じ身内でもこんなに違うんだなって、ちょっと笑いまで出た気がする。お通夜にくらいは顔を出さないとうるさいだろうか、でも丁度いいかもしれない。反対する人も居なくなったし、祖父母の姓である海祇(ワタツミ)を名乗れるかもしれない。
【○月×□日…乙愛の手記より抜粋】
師匠の背が伸びた気がする、嬉しいな。
花を咲かせるのはいつだろうか？サボテンだし、周りに除湿器でも置くべきかな？
【○月×☆日…乙愛の手記より抜粋】
今日は、楽しい夢を見た、明晰夢といって、自分が好き放題出来る夢の種類だそうだ。楽しかったなぁ。
【………ページここまで。】

2020/4/25にて開催されたサブイベント「邂逅」
そのイベントにて出てきた悪魔と魔人のご紹介です

▲▼▲▼未討伐▼▲▼▲
【名前】今泉 霊(いまいずみ れい)
【種族】悪魔
【ランク】(推定)一級
【性別】男
【年齢】(見た目)16
【容姿】黒髪でストレートの髪型。前髪は左に寄せられており、目が隠れている感じになっている。目は黒目であり、日本人らしさを感じ取れるだろうか。だが目元にクマがあり、健康そうには見えない。根暗そうなイメージが特に付きやすそうな容姿と顔立ちをしており、同様に雰囲気を出している。白の学校シャツの様なものを着用しているが、肩には鉄製とも取れる何か分からない物が付けられている。胸ポケットには常にボールペンがストックされているだろう。
【性格】根暗そうなイメージなら性格もそうだろうと考えたならばドンピシャだろう。正しく陰湿で根暗である。喋り方も何処かねちっこさを覚えるかもしれない。
【呪術】人魂憑き
霊、魂であれば何だろうと使役することが出来る。攻撃させるも防御させるもお得意のものである。何かを行動させるときのみ、魂は霊力を高めるために霊感の無い者でも視認することは可能だし触れることも可能である。それこそカウンターを狙って再度殺し、天へと還すことも出来るだろう、浄化の作用があればだが。
デメリットとして彼は複数の霊を使役する代わりに人格を乗っ取られたりする。また念の強すぎる霊は言うことを聞かずに暴走を起こしたりもする。その場合はどうしようもない。
【備考】イベント用悪魔と言っても過言ではないやつ。正直平常時での成りでは中の人自体がキツい(人格変わる＝性格や口調が変わるから)。
【sv】「視える視える…アハハ、友達がいっぱい視えるよ？」「あぁ、良い友達連れてるじゃないか…僕に頂戴よ」「君も友達になってくれるかい？この沢山の友達の一人に」

【名前】桔梗と呼ばれています
【性別】女
【種族】神
【神社】小さなお社
【容姿】桃色の髪をそこそこに伸ばした美人。神様らしく不思議な色合いの瞳を持ち、桃を基調とした和装を身に纏っている。しかし本城と過ごすようになってからは多くが割烹着だとか。
【性格】献身的な性格。少々お人好しとも取れるが困っている人は中々放っておけない質とのこと。そんな優しい彼女だが時折雰囲気が冷え込むことも。
【神威】高度な治癒能力。腐っても神だそうで。【備考】本城を運命の人と定めたその神様。出会いは彼が15の時。悪魔討伐を成し遂げた(神威無し)彼に惚れ込んで勢いであの神威を与えてしまったそうな。恋とは強いもので自らに実体を持たせることも可能。しかし何とも無さそうな笑顔の裏では相当消耗しているとかいないとか。

飯綱くんです。
何か久々に描いた

まぁ需要のないどうでも人脈その7。
暇潰しにどうぞ。

甲斐光昌(ｶｲ ﾐﾂﾏｻ)
男･21歳･民間退魔師(二級)
甲斐神社を拠点に活動する九州の有望株。
阿蘇神社に従うようにして悪魔を祓い手柄を挙げている。
四肢の健全足る神威は先祖の直系の人物からだと言うが真偽は不明。

佐竹成胤(ｻﾀｹ ﾅﾘﾀﾈ)
男･19･民間退魔師(二級)
某妙見社を拠点に活動する南東北の退魔師。
神威は契約している神とは一切関係無く"霊馬に騎乗し駆る"事が出来るというもの。神様曰く"土地柄"。
しかし若くして馬を乗りこなし悪魔を駆る姿に退魔師としての不足は無く、ともすれば一級に匹敵するのでは、と見る人もそれなりにいるとか。

太田英李(ｵｵﾀ ｴｲﾘ)
女･23･民間退魔師(三級)
川越氷川神社に所属する退魔師の落ちこぼれ枠。
使い魔の如き猫を召喚する術が神威というわけで戦闘に向かない事が未だ三級の要因だろうか。
偵察の任に着くことは多く、その面で近くにある深川神宮のサポートに励むことがよくある。

一生解かれない "呪い" 。