掲示板
多目的掲示板です。
イラスト投稿や、キャラクターの過去、裏話などご自由にお使い下さい。
九
九玉さん (7h1lhfg4)2020/6/24 09:40 (No.46892)削除千くん描こうとしたのぉぉぉぉお



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柿
柿さん (7gm4609j)2020/6/23 11:57 (No.46824)削除もにもにの落書きです







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火
火緒さん (7goo5dz4)2020/6/22 23:08 (No.46785)削除Code:Rose II の戦闘特化形態【Rose:RⅢ】実装決定!

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火
火緒さん (7goo5dz4)2020/6/20 18:27 (No.46463)削除【Rose‘s Curtain call】
『Bonjour マジェスティ?私Roseは今教会に来ております、天気は生憎の雨…と言いたいところですが雨もまた風情があって良いものですよ?曇り空のうっすらした光が淡く反射するステンドグラスを打つ雨粒の音……色とりどりに咲く紫陽花にカタツムリを見つけました。』
『雨音も自然の奏でる音楽として楽しむ余裕と雨の日だから出来ること…気になるあの人と相合傘、一緒に雨宿りなんて……雨に濡れないようにお互いに身を寄せ合うなんて素敵ですよね、濡れてしまった場合は、パートナーの髪を優しくタオルで拭いてあげてくださいね。』
『家が近かったら意中の子を招くチャンスかも?雨のパラパラした音なんかは程よく眠りを誘って……遊びに行けない時は『何もしない』をする事も忙しい現代人の忘れた心ではないでしょうか?』
『さて、6月に教会といえばやっぱりジューンブライドですね。6月の花嫁だなんて女性はもちろん男性にとっても素敵な存在ですよね?何故6月かというと、ギリシャの結婚の神様ジュノの守護する月だから、農作業の妨げにならぬよう3月から5月は結婚が禁じられ、解禁された6月に結婚するカップルが多いから…など諸説があるんだとか。』
『結婚を考えているあなたはこの季節を機に機になるあの人にプロポーズなんていうのも、なかなかにロマンティックですね?Roseはあなたの幸せを応援しますよ。』
『っと、これはトピックなのですが…やはり結婚式は身も心も晴れやかな快晴の中上げたいから6月は…というそこのあなた?梅雨のイメージが強い6月ですが…ハワイやヨーロッパ諸国は乾季に入っている事も多く、晴天の中式が進められますよ?ちょっぴり贅沢な結婚式、ついでにハネムーンなんて…いかがでしょう?海外に行くお金や時間がない?ふふふ……そんな欲張りなマジェスティに朗報、インナーガーデンや吹き抜けのテラスなど、最近では天気に関係なく挙式ができる式場も多いんだとか、雨にも負けず風にも負けず……2人の愛は自然の力でも引き裂けない、なんてのはいかがでしょう?』
『さて、今回のRose‘s Curtain callはジューンブライドについてでした、パートナーとの一歩であり晴れ舞台、最高のオープニングを奏でることが出来ますように……ではではマジェスティ、Good luck?』
『Bonjour マジェスティ?私Roseは今教会に来ております、天気は生憎の雨…と言いたいところですが雨もまた風情があって良いものですよ?曇り空のうっすらした光が淡く反射するステンドグラスを打つ雨粒の音……色とりどりに咲く紫陽花にカタツムリを見つけました。』
『雨音も自然の奏でる音楽として楽しむ余裕と雨の日だから出来ること…気になるあの人と相合傘、一緒に雨宿りなんて……雨に濡れないようにお互いに身を寄せ合うなんて素敵ですよね、濡れてしまった場合は、パートナーの髪を優しくタオルで拭いてあげてくださいね。』
『家が近かったら意中の子を招くチャンスかも?雨のパラパラした音なんかは程よく眠りを誘って……遊びに行けない時は『何もしない』をする事も忙しい現代人の忘れた心ではないでしょうか?』
『さて、6月に教会といえばやっぱりジューンブライドですね。6月の花嫁だなんて女性はもちろん男性にとっても素敵な存在ですよね?何故6月かというと、ギリシャの結婚の神様ジュノの守護する月だから、農作業の妨げにならぬよう3月から5月は結婚が禁じられ、解禁された6月に結婚するカップルが多いから…など諸説があるんだとか。』
『結婚を考えているあなたはこの季節を機に機になるあの人にプロポーズなんていうのも、なかなかにロマンティックですね?Roseはあなたの幸せを応援しますよ。』
『っと、これはトピックなのですが…やはり結婚式は身も心も晴れやかな快晴の中上げたいから6月は…というそこのあなた?梅雨のイメージが強い6月ですが…ハワイやヨーロッパ諸国は乾季に入っている事も多く、晴天の中式が進められますよ?ちょっぴり贅沢な結婚式、ついでにハネムーンなんて…いかがでしょう?海外に行くお金や時間がない?ふふふ……そんな欲張りなマジェスティに朗報、インナーガーデンや吹き抜けのテラスなど、最近では天気に関係なく挙式ができる式場も多いんだとか、雨にも負けず風にも負けず……2人の愛は自然の力でも引き裂けない、なんてのはいかがでしょう?』
『さて、今回のRose‘s Curtain callはジューンブライドについてでした、パートナーとの一歩であり晴れ舞台、最高のオープニングを奏でることが出来ますように……ではではマジェスティ、Good luck?』
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名
名無しの劣等さん (7hq0dxob)2020/6/18 09:47 (No.46201)削除【イベント概要】
「他の正義、己の正義、其々の正義」
【開催日】6/20、予備日として21を予定
【時間】18:00P.M.を予定
【開催場所】イベント部屋
【分類】戦闘
【内容】
「計画、その準備段階もいよいよ大詰めが近い…だがそれを実行するにもお前達は邪魔でしかない。仕事の範疇外だが…仕方ねぇよな、障害でしかねぇんだから。俺は俺のするべきことをする…さて、――決着つけようぜ」
深川に突如として現れた男、その男は己をアルビノと名乗り、不敵な笑みを浮かべながら退魔師であるあなた達に戦闘を申し込んできた。乗るも逸るもあなた方次第だが、それによる被害、影響、どう言った結末が訪れようとも嘆くことなかれ。己の胸に燃ゆる正義を信じて行動し、後悔や悔いのないようにしよう。さぁ、信じる先は、その未来は…果たして本当に良いと言えるものか――
「他の正義、己の正義、其々の正義」
【開催日】6/20、予備日として21を予定
【時間】18:00P.M.を予定
【開催場所】イベント部屋
【分類】戦闘
【内容】
「計画、その準備段階もいよいよ大詰めが近い…だがそれを実行するにもお前達は邪魔でしかない。仕事の範疇外だが…仕方ねぇよな、障害でしかねぇんだから。俺は俺のするべきことをする…さて、――決着つけようぜ」
深川に突如として現れた男、その男は己をアルビノと名乗り、不敵な笑みを浮かべながら退魔師であるあなた達に戦闘を申し込んできた。乗るも逸るもあなた方次第だが、それによる被害、影響、どう言った結末が訪れようとも嘆くことなかれ。己の胸に燃ゆる正義を信じて行動し、後悔や悔いのないようにしよう。さぁ、信じる先は、その未来は…果たして本当に良いと言えるものか――
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狐
狐鈴さん (7gc0xao8)2020/6/14 21:36 (No.45936)削除高校1年生の、ご令嬢ことAさんにインタビュー!!
いつから虐めているか?どうでも良すぎて覚えていないのよね…。ん〜、小一?ぐらいの時じゃないかしら?なんで虐めているか…なよなよとしていたアイツが、先生に怒られてとってもムシャクシャしていた私の目に止まったんですの。わ、なんて素敵な玩具かしら!って。だって、自分の意見すらろくに言えずにうじうじしてるのんですのよ?苛つくったらありゃしませんわ。だ・か・ら!私達がお前は愚図でウザくて気持ちが悪くて存在しない方がいい人間だって教えてあげてたんですのよ?悪い事、何もしてないでしょう?嗚呼、寧ろ!アイツに私達の玩具という生きる価値を与えていたのだから、良い事をしていたんですのよ!?あんな存在価値のない人間に態々私が存在意義を与えていたのだから感謝されるべきだと思いますわ。そうね、具体的には……まぁ小学生の頃は窓の外に上靴とか体操服とかを投げ捨てたり?教科書を破き捨てたり…んー…まぁ色々ね。一番楽しかったのはアイツをサンドバック代わりに殴ったり蹴ったりすることかしらね!私の代わりにアイツが苦しめばいいのよ!しかも、アイツ神威とか言って、傷を癒せる気持ち悪い能力を持ってるらしいから、幾らでも殴ったり蹴ったりできるのよ!最高よね!傷が無限に治せるって気持ち悪いわよねぇ。苛ついたのは、アイツの姉が注意しに来た事よ!何で私に指図できると思ってるのかしら!腹立たしいったらありゃしないわよ!思い出すだけでイライラしてきたわ!自分はお利口さんなんですよ〜悪いことは見逃せないんです〜みたいな感じで偽善者気取ってて、姉妹揃ってとってもウザいわ。あ、その顔を引っぱたいてやるのは面白かったですわ!私が叩いてあげたおかげであの醜い顔がちょっとはマシになったと思いますの!ま、高校は別々になったから別のサンドバックを見つけないといけないのだけれどね!…そろそろいいかしら、家でクロが待ってるの。嗚呼、私のペットの名前よ!…は?失礼ね、私が動物を虐待するように見えるの??………ふん、する訳ないでしょ?クロは私のかわいいかわいいペットなのよ??サンドバックはあの……空とか言うやつで十分よ。じゃ、失礼するわね。
いつから虐めているか?どうでも良すぎて覚えていないのよね…。ん〜、小一?ぐらいの時じゃないかしら?なんで虐めているか…なよなよとしていたアイツが、先生に怒られてとってもムシャクシャしていた私の目に止まったんですの。わ、なんて素敵な玩具かしら!って。だって、自分の意見すらろくに言えずにうじうじしてるのんですのよ?苛つくったらありゃしませんわ。だ・か・ら!私達がお前は愚図でウザくて気持ちが悪くて存在しない方がいい人間だって教えてあげてたんですのよ?悪い事、何もしてないでしょう?嗚呼、寧ろ!アイツに私達の玩具という生きる価値を与えていたのだから、良い事をしていたんですのよ!?あんな存在価値のない人間に態々私が存在意義を与えていたのだから感謝されるべきだと思いますわ。そうね、具体的には……まぁ小学生の頃は窓の外に上靴とか体操服とかを投げ捨てたり?教科書を破き捨てたり…んー…まぁ色々ね。一番楽しかったのはアイツをサンドバック代わりに殴ったり蹴ったりすることかしらね!私の代わりにアイツが苦しめばいいのよ!しかも、アイツ神威とか言って、傷を癒せる気持ち悪い能力を持ってるらしいから、幾らでも殴ったり蹴ったりできるのよ!最高よね!傷が無限に治せるって気持ち悪いわよねぇ。苛ついたのは、アイツの姉が注意しに来た事よ!何で私に指図できると思ってるのかしら!腹立たしいったらありゃしないわよ!思い出すだけでイライラしてきたわ!自分はお利口さんなんですよ〜悪いことは見逃せないんです〜みたいな感じで偽善者気取ってて、姉妹揃ってとってもウザいわ。あ、その顔を引っぱたいてやるのは面白かったですわ!私が叩いてあげたおかげであの醜い顔がちょっとはマシになったと思いますの!ま、高校は別々になったから別のサンドバックを見つけないといけないのだけれどね!…そろそろいいかしら、家でクロが待ってるの。嗚呼、私のペットの名前よ!…は?失礼ね、私が動物を虐待するように見えるの??………ふん、する訳ないでしょ?クロは私のかわいいかわいいペットなのよ??サンドバックはあの……空とか言うやつで十分よ。じゃ、失礼するわね。
狐
狐鈴さん (7gc0xao8)2020/6/14 21:36削除適当ですすみません()
ト
トトさん (7k0zgnyu)2020/6/14 23:19このあと死んだんだよね……。
狐
狐鈴さん (7gc0xao8)2020/6/15 00:43削除ご令嬢〜!2枚目はグロめです()

狐
狐鈴さん (7gc0xao8)2020/6/15 00:43削除グロいやつ()

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名
名無しの劣等さん (7hq0dxob)2020/6/14 17:59 (No.45910)削除極小とは言え、イベにする程か?と思ってしまったので此処に置くことをお許しをば
【宵闇が常闇へと変わるとき】
草木も眠る丑三つ時、ベッドで寝息を立てる可愛げな少女の横で黒いそれは、よく眠っているのを確認してから椅子から立ち上がる。眠る前に読み聞かせていた絵本をパタリと閉じ、傍らのテーブルに置けば、小さく「おやすみなさい…」と一言。音も立てずにゆっくりとその部屋から出れば、普段なら明るい居間へと出る。やはりこの時間になると、暗さも相まってか随分と寂しく感じれてしまう。
―ふと思い出したのは過去の事。悪魔に目の前で、何も出来ずに、弟たちを奪われた光景。あの時の臭い、空気の冷たさ、空虚さ…何もかもがまるで今体験してるかのように、ありありと浮かんでくる…
「ッ…!!!!」
片手を頭に当て、それを振り払うように顔を横に大きく振った。しかしそれをすれば、余計に強くなっていく…。
(何故、今なんだ…?)
その問い掛けにまるで答えるかのように、頭の中に自分のとは違う別の声が響いた。
『………レを…我ヲ、受ケ入レヨ。契約者ヨ』
その声に聞き覚えがあった。そう、あの廃れた神社…あの時、契約をした…"名も無き黒き神"…。
『オ前ハ受ケ入レネバナラヌ、我ヲ』
(受け入れる…?何を馬鹿なこと、契約した時点で受け入れてるではないか)
『オ前ハ勘違イヲシテイル…気付ケ、ソシテ見ヨ、直視出来ヌデアレバ、オ前ハ――……』
頭の中に響き続けるその声、己の中に巣食う神の問い掛けに彼は未だに答えが分からずにいた。見ろ?何を見ろと言うのだろうか。嫌なものは見てきた、辛い経験もしてきた、それを乗り越えても来た。何を見て、何をしろと言うのだ…悶々とした葛藤は頭の中を埋め尽くす。
「これ以上、何を失えと言うのです…あなたは、何を望むのですか…ッ!」
追い詰められた心は、遂に思うだけに留まらず、口を突いた。もう失いたくないから、見離されたくないから…だからこれまで己を犠牲とし続け、尽くしてきたと言うのに。
命すら代償として捧げると誓ったのに……あなたは…"私の居場所"までも代償に差し出せと言うのか…
黒く染まって行く心は、本来ならば命は差し出すものではないが、彼からすればそれ以上に大切な居場所すら差し出せと言われればそうしそうな程にはキシキシと音を立て、崩れそうになっていた。膝から崩れ落ち、本来ならば見えぬ涙が、闇の衣を外側から撫でるように頬から顎に掛けて一筋、道を作って床へと零れ落ちた。それと同時に、彼の意識は少しずつ闇へと沈み込もうとしていた…。
【宵闇が常闇へと変わるとき】
草木も眠る丑三つ時、ベッドで寝息を立てる可愛げな少女の横で黒いそれは、よく眠っているのを確認してから椅子から立ち上がる。眠る前に読み聞かせていた絵本をパタリと閉じ、傍らのテーブルに置けば、小さく「おやすみなさい…」と一言。音も立てずにゆっくりとその部屋から出れば、普段なら明るい居間へと出る。やはりこの時間になると、暗さも相まってか随分と寂しく感じれてしまう。
―ふと思い出したのは過去の事。悪魔に目の前で、何も出来ずに、弟たちを奪われた光景。あの時の臭い、空気の冷たさ、空虚さ…何もかもがまるで今体験してるかのように、ありありと浮かんでくる…
「ッ…!!!!」
片手を頭に当て、それを振り払うように顔を横に大きく振った。しかしそれをすれば、余計に強くなっていく…。
(何故、今なんだ…?)
その問い掛けにまるで答えるかのように、頭の中に自分のとは違う別の声が響いた。
『………レを…我ヲ、受ケ入レヨ。契約者ヨ』
その声に聞き覚えがあった。そう、あの廃れた神社…あの時、契約をした…"名も無き黒き神"…。
『オ前ハ受ケ入レネバナラヌ、我ヲ』
(受け入れる…?何を馬鹿なこと、契約した時点で受け入れてるではないか)
『オ前ハ勘違イヲシテイル…気付ケ、ソシテ見ヨ、直視出来ヌデアレバ、オ前ハ――……』
頭の中に響き続けるその声、己の中に巣食う神の問い掛けに彼は未だに答えが分からずにいた。見ろ?何を見ろと言うのだろうか。嫌なものは見てきた、辛い経験もしてきた、それを乗り越えても来た。何を見て、何をしろと言うのだ…悶々とした葛藤は頭の中を埋め尽くす。
「これ以上、何を失えと言うのです…あなたは、何を望むのですか…ッ!」
追い詰められた心は、遂に思うだけに留まらず、口を突いた。もう失いたくないから、見離されたくないから…だからこれまで己を犠牲とし続け、尽くしてきたと言うのに。
命すら代償として捧げると誓ったのに……あなたは…"私の居場所"までも代償に差し出せと言うのか…
黒く染まって行く心は、本来ならば命は差し出すものではないが、彼からすればそれ以上に大切な居場所すら差し出せと言われればそうしそうな程にはキシキシと音を立て、崩れそうになっていた。膝から崩れ落ち、本来ならば見えぬ涙が、闇の衣を外側から撫でるように頬から顎に掛けて一筋、道を作って床へと零れ落ちた。それと同時に、彼の意識は少しずつ闇へと沈み込もうとしていた…。
名
名無しの劣等さん (7hq0dxob)2020/6/14 18:00削除―刹那、とある感触でその意識は引き戻される。背に伝わる温もり…抱き締められていると認知するに、少々の時間が掛かった。バッと顔を横に、そして視線を後ろへとやれば目に写ったのは藍那の顔だった。何故?と思う間に、彼女は徐に言葉を口にした。
「大丈夫…大丈夫…」
それは彼が彼女に、悲しくなったり、怖くなったりしたときに、口にしながらよくしてあげていたものだった。手がふるふると震えているのが、体に伝わってくる。今にも泣きそうな顔をしていた。恐怖などで震えているのではなく、己の心情などを察して、悲しくなったものなのだろう…感受性が高い故なのかもしれない。大丈夫、と言葉を繰り返していた彼女は一拍の間を置いてからゆっくりと口を開いた。
「主は、頑張ってる…皆分かってる…ちゃんと見てる、から……」
ぐすぐすと詰まりながらも言葉を並べる、それだけでも全てが伝わり、彼女の気持ちも痛いほどに彼には分かった。
あぁ…そこまで見通されていたか。闇の衣で自分は分かりにくい者だと考えていたし、いつしかそれが普通、周囲に思われているものだと勝手に思っていたが、どうやらそうではなかった。
ゆっくりと手を伸ばし、藍那の頭をヨシヨシと撫でてやれば少し離れてもらった。不安げな顔をしていたが、大丈夫だと言い聞かせて。そして息を大きく吸い、ゆっくりと吐けば言葉を紡ぐ。もう迷いはない、藍那のお陰で色々と思い出せた、光も見出だせた。故に、決心した。
「かしこみかしこみ申す…今、我が内に潜みし、神よ。顕現せよ」
一言、一言を発する度に辺りは暗くなって行き、最後を言い切る頃には完全な闇に包まれていた。目の前には形容しがたいナニカが其処に居た。…そう、"神"だ。 影に、闇に包まれているが、紛れもなくそれは、神だった。
「大丈夫…大丈夫…」
それは彼が彼女に、悲しくなったり、怖くなったりしたときに、口にしながらよくしてあげていたものだった。手がふるふると震えているのが、体に伝わってくる。今にも泣きそうな顔をしていた。恐怖などで震えているのではなく、己の心情などを察して、悲しくなったものなのだろう…感受性が高い故なのかもしれない。大丈夫、と言葉を繰り返していた彼女は一拍の間を置いてからゆっくりと口を開いた。
「主は、頑張ってる…皆分かってる…ちゃんと見てる、から……」
ぐすぐすと詰まりながらも言葉を並べる、それだけでも全てが伝わり、彼女の気持ちも痛いほどに彼には分かった。
あぁ…そこまで見通されていたか。闇の衣で自分は分かりにくい者だと考えていたし、いつしかそれが普通、周囲に思われているものだと勝手に思っていたが、どうやらそうではなかった。
ゆっくりと手を伸ばし、藍那の頭をヨシヨシと撫でてやれば少し離れてもらった。不安げな顔をしていたが、大丈夫だと言い聞かせて。そして息を大きく吸い、ゆっくりと吐けば言葉を紡ぐ。もう迷いはない、藍那のお陰で色々と思い出せた、光も見出だせた。故に、決心した。
「かしこみかしこみ申す…今、我が内に潜みし、神よ。顕現せよ」
一言、一言を発する度に辺りは暗くなって行き、最後を言い切る頃には完全な闇に包まれていた。目の前には形容しがたいナニカが其処に居た。…そう、"神"だ。 影に、闇に包まれているが、紛れもなくそれは、神だった。
名
名無しの劣等さん (7hq0dxob)2020/6/14 18:39削除『久シイナ、人ノ子ヨ』
放つ雰囲気とはまるで違う、旧友に久しくあったかのような口振りで話し掛けてきた。先程まで追い込もうとしてきた態度とは大違いだ…いや、己が勝手に追い込まれただけか。
「えぇ…姿を見て話すのは、ホントに久し振りですね」
ふぅ…と息を吐けば、やれやれと言った態度で口にした。もう二度と見ぬだろうと思っていたから余計にそれが強く現れたのだろう。それに今更畏まる必要もない…不遜だと言われようが知ったことか。
『神威ヲ持チ、退魔師ヲ生業トシテオキナガラ、カツテオ前ノ弟ヲ殺シタ悪魔ヤ魔人ニ肩入レシ、友トシテ、家族トシテ、接スルトハ…ヤハリ、オ前ハ度シ難イナ…?』
一々癪に触る神だ…態々それを言わせるために顕現させたと言うわけではないのに…大きなため息をつけば、反対にその神は大きく笑った。ゲラゲラと馬鹿にするように笑い、笑い倒し…そして此方を睨むようにして見てきた。
『シテ、オ前ガ見テヌモノハ分カッタノカ?』
己の内に居れば、嫌でも分かっている筈なのに、あくまでも此方の口から言わせねば気が済まないらしい。全く…と言うようにため息をつく。望むなら口にしよう、言葉としよう。己が見てなかったもの、それは――
「過去、周り…そして、己の【闇】ですね?」
言葉を聞いた瞬間に、それは赤く細い目を見開いてから…ゆっくりとニヤァと笑うように細まった。見えぬ口まで笑ってるかのように見えるほどだ。
『シテ、ドウスル?』
さっきの件もそうだが、この神はとことんにまで性根が腐ってるらしい。分かりきっている答えを嫌でも言わせねば気が済まぬと言うのだから。曖昧な問いだが、決まりきった答えを言わせようとしているのだから…。天下り寸前まで堕ちかけた神は違うものだ。嘲笑するように、フッ…と小さく笑えば真っ直ぐと見据えよう。
「受け入れましょう。しかし呑み込まれるのではない、私に授けられた力は闇を操るもの…なればそれすら扱って見せましょう。光は己の中にある」
『ソレスラ我ガ喰ライ尽クシタラドウスル気ダ?』
喰らう?…無理だろう、と言いたくなったが、相手は神だった。成る程、厄介なものだ。だが例えそれをしようとしても、敢えて断言しよう
「無理ですよ」
『ホウ?ソレハマタ何故ニソウ言イ切レル』
此方の断言に対し、今度こそは読めなかったのか不思議そうな顔と声色で問い掛けてきた。小さく笑みを浮かべて、真っ直ぐな瞳で相手を見据えて、自信満々に言い切ってやろう…
「何故か?理由は3つ、1つはあなたが喰いきれない程の光だからですよ。それほどまでにあの人達は眩しいものだ。2つ、光あってこその闇だから」
最初のは口にするのは少し恥ずかしさもあったが、それ以上に彼の紡いだ縁、結んだ縁の相手らはそう言わしめるに足る人達だった。二つ目は…まぁ、効くかも分からぬ倫理に等しきもの。だがそれすらも面白そうに神はそれを聞いていた。ほら、最後の1つは何だ?言ってみせよ、と顔で急かしてきた
「……そして3つ、私があなたを制する…いえ、違いますね。あなたを私の半身として受け入れるから、でしょうか。そして私自身が光となり、あなたを照らすからです。おや、これでは4つですね?」
此方も神を前にして不敵に笑ってやろう。さて、この答えを聞いた神、反応や如何に…?暫しの沈黙が二人の間に流れた。まるで時や言葉すら闇に呑まれたような感覚に陥りそうになる。気を確かに持ちながら、ジッと見据えていれば、唐突に神は大きく笑い出した。
『ククク…クックックッ…クハハハハハハ!!!ソコマデ言ウカ、人ノ子ヨ。面白イ、デハ見届ケテヤロウデハナイカ。オ前ガドノヨウナ答エヲ見セルカ。クックックッ…精々足掻クガ良イ…』
腹の立つ傲慢な言葉を残し、神は雲散するように消え去った。
放つ雰囲気とはまるで違う、旧友に久しくあったかのような口振りで話し掛けてきた。先程まで追い込もうとしてきた態度とは大違いだ…いや、己が勝手に追い込まれただけか。
「えぇ…姿を見て話すのは、ホントに久し振りですね」
ふぅ…と息を吐けば、やれやれと言った態度で口にした。もう二度と見ぬだろうと思っていたから余計にそれが強く現れたのだろう。それに今更畏まる必要もない…不遜だと言われようが知ったことか。
『神威ヲ持チ、退魔師ヲ生業トシテオキナガラ、カツテオ前ノ弟ヲ殺シタ悪魔ヤ魔人ニ肩入レシ、友トシテ、家族トシテ、接スルトハ…ヤハリ、オ前ハ度シ難イナ…?』
一々癪に触る神だ…態々それを言わせるために顕現させたと言うわけではないのに…大きなため息をつけば、反対にその神は大きく笑った。ゲラゲラと馬鹿にするように笑い、笑い倒し…そして此方を睨むようにして見てきた。
『シテ、オ前ガ見テヌモノハ分カッタノカ?』
己の内に居れば、嫌でも分かっている筈なのに、あくまでも此方の口から言わせねば気が済まないらしい。全く…と言うようにため息をつく。望むなら口にしよう、言葉としよう。己が見てなかったもの、それは――
「過去、周り…そして、己の【闇】ですね?」
言葉を聞いた瞬間に、それは赤く細い目を見開いてから…ゆっくりとニヤァと笑うように細まった。見えぬ口まで笑ってるかのように見えるほどだ。
『シテ、ドウスル?』
さっきの件もそうだが、この神はとことんにまで性根が腐ってるらしい。分かりきっている答えを嫌でも言わせねば気が済まぬと言うのだから。曖昧な問いだが、決まりきった答えを言わせようとしているのだから…。天下り寸前まで堕ちかけた神は違うものだ。嘲笑するように、フッ…と小さく笑えば真っ直ぐと見据えよう。
「受け入れましょう。しかし呑み込まれるのではない、私に授けられた力は闇を操るもの…なればそれすら扱って見せましょう。光は己の中にある」
『ソレスラ我ガ喰ライ尽クシタラドウスル気ダ?』
喰らう?…無理だろう、と言いたくなったが、相手は神だった。成る程、厄介なものだ。だが例えそれをしようとしても、敢えて断言しよう
「無理ですよ」
『ホウ?ソレハマタ何故ニソウ言イ切レル』
此方の断言に対し、今度こそは読めなかったのか不思議そうな顔と声色で問い掛けてきた。小さく笑みを浮かべて、真っ直ぐな瞳で相手を見据えて、自信満々に言い切ってやろう…
「何故か?理由は3つ、1つはあなたが喰いきれない程の光だからですよ。それほどまでにあの人達は眩しいものだ。2つ、光あってこその闇だから」
最初のは口にするのは少し恥ずかしさもあったが、それ以上に彼の紡いだ縁、結んだ縁の相手らはそう言わしめるに足る人達だった。二つ目は…まぁ、効くかも分からぬ倫理に等しきもの。だがそれすらも面白そうに神はそれを聞いていた。ほら、最後の1つは何だ?言ってみせよ、と顔で急かしてきた
「……そして3つ、私があなたを制する…いえ、違いますね。あなたを私の半身として受け入れるから、でしょうか。そして私自身が光となり、あなたを照らすからです。おや、これでは4つですね?」
此方も神を前にして不敵に笑ってやろう。さて、この答えを聞いた神、反応や如何に…?暫しの沈黙が二人の間に流れた。まるで時や言葉すら闇に呑まれたような感覚に陥りそうになる。気を確かに持ちながら、ジッと見据えていれば、唐突に神は大きく笑い出した。
『ククク…クックックッ…クハハハハハハ!!!ソコマデ言ウカ、人ノ子ヨ。面白イ、デハ見届ケテヤロウデハナイカ。オ前ガドノヨウナ答エヲ見セルカ。クックックッ…精々足掻クガ良イ…』
腹の立つ傲慢な言葉を残し、神は雲散するように消え去った。
名
名無しの劣等さん (7hq0dxob)2020/6/14 18:49削除神が消えれば、辺りは普段の光景に戻った。そして唐突に体に、特に腰付近に衝撃が走る。見れば、取り残された小さな悪魔である少女…藍那がひしと抱き付いてた。相当不安で心配していたのだろう。抱き付く強さは今までよりもずっと強かった。申し訳無いことをした気持ちになり、頭を撫でてやれば、ふにゅ…と小さな声を漏らして彼女はその撫でを甘んじて受けていた。随分と長い間、神の作り出した世界に居たのだろう…時計を見れば普段ならそろそろ己が起床する時間になっていた。ふぅ…と息を吐く。今日の家事は少し遅くても良いだろう…たまには休まねばならない。藍那を抱き上げれば、ヨシヨシと撫でてやりながら寝室へと向かおう。
遮光カーテンの隙間から漏れ出る太陽の光は、まるで彼の心を表しているかのようだった。
彼の光は…まだ失われてはいない。それどころか失うよりも、きっと真昼に輝く太陽のように、大きな光となって照らすこととなるだろう。太陽は勿論、君達だ。君達が輝けば、彼もまた、黒いものだが、光として君達を照らすことだろう――
遮光カーテンの隙間から漏れ出る太陽の光は、まるで彼の心を表しているかのようだった。
彼の光は…まだ失われてはいない。それどころか失うよりも、きっと真昼に輝く太陽のように、大きな光となって照らすこととなるだろう。太陽は勿論、君達だ。君達が輝けば、彼もまた、黒いものだが、光として君達を照らすことだろう――
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邪
邪見さん (7gsvpbuf)2020/6/13 21:30 (No.45838)削除まとめる
量が恐ろしい
量が恐ろしい















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火
火緒さん (7goo5dz4)2020/6/10 00:15 (No.45542)削除【銀の時計と翼の揺り籠・GETした情報一覧】
・時計塔の少女、零弥(以下レミ)は【学園を媒介にした自分の夢の空間】を作り出した張本人である。
・レミの目を覚まさせるには彼女の【願いや未練】を叶える事が必要
・礼聞の肉体はレミ、レオの友人で新聞部長の藤宮 礼奈のものである。
・礼奈にはカラスのお友達がいるらしい
・卒業アルバムに不破 黒羽(フワ クロウ)という教師の名前が。黒臣との関連性は不明
・レオとレミは同じクラスだった
・銀の細工が入った小箱とネジ巻を発見、小箱を開けるには鍵が必要なようだ。
・レミの棺の中には黒いリンゴ
・音楽室には手書きの譜面
・レミは病気を患って、手術も受けた
・礼奈はピアノが好きで、コンクール入賞もするくらい
・謎のメモ『君の翼』
・時計塔は午前7時〜午後6時(18時)まではぴったりの時刻にその時間の数鐘が鳴る
・時計塔の少女、零弥(以下レミ)は【学園を媒介にした自分の夢の空間】を作り出した張本人である。
・レミの目を覚まさせるには彼女の【願いや未練】を叶える事が必要
・礼聞の肉体はレミ、レオの友人で新聞部長の藤宮 礼奈のものである。
・礼奈にはカラスのお友達がいるらしい
・卒業アルバムに不破 黒羽(フワ クロウ)という教師の名前が。黒臣との関連性は不明
・レオとレミは同じクラスだった
・銀の細工が入った小箱とネジ巻を発見、小箱を開けるには鍵が必要なようだ。
・レミの棺の中には黒いリンゴ
・音楽室には手書きの譜面
・レミは病気を患って、手術も受けた
・礼奈はピアノが好きで、コンクール入賞もするくらい
・謎のメモ『君の翼』
・時計塔は午前7時〜午後6時(18時)まではぴったりの時刻にその時間の数鐘が鳴る
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も
もの/主さん (7gbv5jm3)2020/6/5 18:43 (No.45228)削除不知火と親友の簓くん(故人)と師匠(故人)を描いてみた
三人は同居してました ファミリ〜〜
三人は同居してました ファミリ〜〜


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