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名無しの劣等さん (7hq0dxob)2020/7/8 23:05 (No.48208)削除
昨日か一昨日ぐらいに寝れないからっていう理由で朝5時頃から7時半か8時頃まで描いた闇瀬
降ってるのはガラス、漫画とかアニメとかでよくある(?)あれを表現したかった。あとはガラス越しから見える素顔的なの
斜めってるのはそう言う体勢にしたかったから
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塩焼きさん (7hbrtokn)2020/7/6 18:33 (No.48023)削除
とある白き乙女の話

昔々、ある所に白い肌に美しい白銀の髪、綺麗な七色に見える瞳をした清らかな乙女が居ました。

人里より離れた湖の近くに1人静かに暮らしていたその白き乙女は今で言うところの【悪魔】と呼ばれて居た者でしたが、人を喰らわずに1人で居る事を好み、その日そのままの穏やかな日々を過ごしていました。

人々は彼女の事を【白き乙女】と呼んで彼女の居る湖を荒らしてはならないと言う掟をつくり、彼女の静かな暮らしに手出しをしない事にして、お互いに害のない様に守るという条件の元に人々の為に優しく手を尽くし、大切にされていました。

もちろん、それらの対価は自身を保つ為の血液をほんの僅かに貰う事にして、彼女自身が少しでも生きながらえる程度にすると言う最小限過ぎる物でした。

さて、そんな事を数百年に渡りしていたある日、彼女は出会ってしまったのです。

それは【運命】と言っても過言のない程の物で、とある美しき迷い込んでしまった幼さが残る男の子を見て白き乙女は一瞬にして【恋】に落ちて【愛】を知り、【想いを知ってしまった】のです。

それが劇薬だと言う事を知っていながらも、それを無視する事など出来なかったのは、一重に好奇心と純粋さからなる物でした。

それからの一時は甘く、優しく、眩い物でした。

男の子の成長と、優しさと明るさと眩い程の笑顔が何よりも【愛おしかった】のです。

それも永くは続きませんでした。

2人が静かに過ごしていた湖に、大勢の退魔師達が来たのです。

数百年以上続いたその掟を破り、村の長は土地を確保しようと考え退魔師達に協力を仰いだのです。
大枚を叩き、大勢の退魔師達を連れてやってきた村の長は言いました。

「お前に頼る時代は終わった、ここから出て行ってくれ。この湖を埋め立てて土地にする。人に害を与えない悪魔だとしても、私はお前を信じられないから、大人しく殺されてくれ」と

その言葉に白き乙女は悲しくなりました。

只々、静かに湖で愛する男と2人で暮らしていたのに利用するだけして、死ねというのだから身勝手過ぎると思うのは無理もありません。

「そんなの、貴方達の言いがかりではないか。彼女も私も、穏やかに暮らしていたのだから」

「悪魔に加担をするのか?ならば、お前も敵だ。お前ら、ちゃんと金は出したんだ殺してしまえ」

そう言って村の長は退魔師を仕向け、従者を引き連れて帰って行ってしまいました。

退魔師達は彼女達を殺そうと武器を撃ち放ち、湖を干上がらせる程の威力を持った霊力の籠もった強い神威を白き乙女と愛する彼に向けて放っては傷付け、苦しめて行きます。

【神威の威力を減らす】と言う呪術を持つ白き乙女だけなら逃げる事が出来たかも知れません。

ですが、愛する彼が居た彼女は逃げるにも逃げられず、反撃もする事が出来ない白き乙女は彼を守る為に呪術をずっと展開し、弱って行ってしまいました。

「嗚呼、私の事はもう良いから、君だけでも逃げておくれ。これ以上は、君が死んでしまう」

彼の絹を裂くような、苦しそうな声を聞いて、彼女は首を振りました。

【愛おしさを知ってしまった私への罰なのでしょう、私の命で貴方を守る事が出来るのなら、それが本望ですよ、愛おしい貴方。】

痛く、苦しいであろう白き乙女はそう微笑んでから、退魔師と取引をしました。

【私の命も何もかもを差し上げます。その代わりに愛おしいこの人間を逃して下さい。】

その白き乙女の提案を呑み、退魔師達は彼を見逃し、白き乙女と呼ばれていた悪魔の首を撥ねました。

そして、数十年の後に彼女の身体は武器となりました。

十六夜と呼ばれた白き乙女の悪魔は万華鏡の様な瞳も名に入れ、【十六夜万華鏡】と呼ばれる様になり、今はその使い手を守る白亜の盾。

【持ち主を選ぶと言われているこの盾の元となった悪魔は愛に行き、情を注ぎ、欲に殺された者でした。】とさ。おしまい
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もの/主さん (7gbv5jm3)2020/7/5 23:48 (No.47969)削除
みんなのハリポタパロが見たい
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邪見さん (7gsvpbuf)2020/7/5 23:37 (No.47965)削除
もうそろそろいいだろ
一気に見な
邪見さん (7gsvpbuf)2020/7/5 23:46削除
誤爆したし削除パスもミスってしょうがないからこうする
何センチに見えるかな?
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名無しの劣等さん (7hq0dxob)2020/7/4 07:16 (No.47741)削除
いつぞやにリクエスト(?)された、CPを持つ自キャラ二人の惚気話。解釈違いであれば申し訳ない。
かなり長いので、本当に暇な時に時間潰し感覚で読んでいただければと思っております。

【いつの日かあった、1つの会話】

とある日の昼下がり、深川神宮内にある訓練室で教官と思わしき人物1人と、訓練生と思わしき者が数人居た。朝から続いているのか、訓練生は全員汗だくの状態だった。壁に貼られているメニューを見れば、中々にスパルタとも言えよう内容が綴られていた。それでも皆、必死になり訓練を続けていた。今は其々で其々の得意とする得物を用いた手合わせをしていた。直ぐに倒されるものも居れば、互いの実力や武器の相性が拮抗し、長引いている組も居た。

一之瀬「…そこまで。今日はここまでとする」

其々が思い思いに手合わせをしていたが、教官である彼の一声が掛かった瞬間にピタリと動きが止まり、盛大に息を吐き出した。流しに流した筈なのに、まるで今まで抑えていたかの様にどっと汗が流れていた。内、1人である戦場ヶ原 影似は大の字になって倒れている始末だ。ゼーハーと息を切らしているのを見るところ、不器用なりにもかなり頑張っていたのが見て取れるかもしれない。訓練生達は疲れたなぁー、等と言いつつ出て行ってたが彼だけは未だに立てぬほどの疲労感が襲っているのかそのままだった。そんな彼に対して近付くのは教官である一之瀬 黒であった。

一之瀬「…お前がサボらないだなんて珍しいな、何か変えるような出来事でもあったか?」

一之瀬は上から覗き込むように見下ろしながら問い掛けた。ゼーハーと荒く息を切らしながらも影似はキッと睨むようにして見返す。喋る元気は無くとも反抗する意思はあるぞ、と言わんばかりの目であった。そんな目を見て一之瀬は小さく笑った。

一之瀬「そう睨むな…少し気になっただけだ。…少し話でもするか」

クックックッ、と笑っていたが何かを思ってか少しその場から離れた後、水の入ったペットボトルを二本持って戻ってくれば、影似の隣に胡座をかいて座り、間に置いた。相手がまだ喋れる状態では無いだろうと踏めば、己から言うとしようと口を開く。

一之瀬「ま、何がお前を変えたかは分からんが…きっと大切なものでも出来たんだろう。そう言った意思の灯った目をしてる、良い目だ」

ペットボトルを一本持ち、蓋を開ければ一口だけ、水を口の中へ注ぎ喉を通して潤す。ふぅ…と一息吐けば、フッ…と小さく口角を上げて相手を見つつそう言った。影似は漸く動悸も、呼吸も整ってきたのかのそのそと起き上がれば、ペットボトルを掴み、蓋を開けて少々乱雑に己の口に水を注ぎ込み、喉へ無理やり通した。あまりにも無理にやってるからか、口の端からはつぅ…と水が肌を伝って下へと流れ落ちていってるが気にもしない様子でゴキュ、ゴキュッと喉を大きく鳴らし、半分ほど一気に飲めば、漸くペットボトルから口を離した。

影似「ッぷは…っ……はぁ…はぁ…、ッぁ……教官の勘か?そりゃ…」

口の端から流れ落ちていた水の跡を手の甲でグイッと拭いながら相手に問いかける。階級も歳も、断然に相手の方が上であり、経験の差なんて歴然としているのに目上に対する礼儀など知らないと言わんばかりにタメ口で問い掛ける。
いつもと何とも変わらぬ様子にやれやれ、と言わんばかりに苦笑いをしながら顔を振り、ゆっくりと口を開いた。

一之瀬「いや、同じもの…と言って良いか分からんが、俺にも出来たからな。それと似たもんを感じた、それだけだ」

影似「そりゃ勘って言うんじゃねぇのかよ…ま、当たりだよ。あんたの言う通りだ、ぜってーに誰にも譲れねぇ、失いたくないもんが出来た」

彼にしては随分と珍しく、嘘を織り混ぜない真剣な答えが返ってきた。内心では少し驚きつつも、やんわりと納得をした。あぁ、やはりか…と言うような、そんな納得の仕方だった。色々あったのだろう…なんて思い耽っていたら、唐突に此方を向いて彼は口を開いた。

影似「なぁ、あんたもそうだって言うんだったらさ、あるんだろ?………言わすなよ、ノロケってやつ!な?な?あるんだろ?聞かせてくれよ」

先程まで死にかけだったと言うのに、回復したのか随分と詰め寄る様な形で聞いてきた。一之瀬に至っては少し勢いに押され気味で、苦笑いを浮かべ続けていたが、遂に折れたのか分かった分かった、と相手を制止してから口を開いた。

一之瀬「俺の場合は家と家が取り決めた交際…謂わば許嫁だな、それが当てられたんだが…家が少しごたついててな。巻き込むわけにもいかないし、相手が合わないなら破談にするつもりだったが…結局押し負けてしまったよ。いっつも振り回されてるが…嫌でもないし、退屈もしない、何よりも一緒に居て幸せだと感じられる。だから許嫁だとかそんなの関係無しに、1人の女性として好きになった。守りたいって思えた。今はそれなりに上手く行ってる…とは思いたいな、何せ性格が俺とは違うし、思考も違う。何をすれば喜ぶか、毎日悩みっぱなしだ」

普段は多くを語らないイメージが付いていた影似にとって、相手がこれだけ、許嫁に対して多く語るのを見て、聞くのは実に衝撃的であり、印象的であった。成る程、こりゃ行く末は安泰系だし愛妻家になるやつだな…なんて思って、軽く頷いていればゴスッと肘で突かれた。そこそこ痛い…

一之瀬「言ってやったんだ、お前も語んだろ?」

ニヤニヤと笑みを浮かべる相手、少し腹立たしく反論してやろうかと思いつつも、ここで語らないのはフェアではないと判断して口を開き、言葉を紡いだ。

影似「俺の場合は守りてぇのはそうだけどいっつも守られてばっかなんだよな…」

一之瀬「あぁ、あの従者の魔人か」

影似「何で知ってんだ…いや、知ってて当たり前か。ま、ご存知の通り従者であるチェニだけども…主従関係ってよりかは恋仲、それ以上の関係になりてぇなって。んで、少しでも力を付けて多少でも守ってやりたいんだ。せめて力にはなりてぇかな…普段は他の奴の前じゃぜってー見せねぇけど、アイツの笑顔とか、態度だとか何もかも全部引っ括めて好きだからさ。やっぱそう言ったのを持って自覚しちまったら嫌でも強くなって守りたくなるじゃん?…ま、そーゆこと。」

少し気恥ずかしくなったのか、最後は不自然な感じに切って終わらせた。相手に関しては、へぇ…あのマスク着けた子がねぇ…だなんて口にしていた。言葉にすれば恥ずかしさも湧いてくるが、同時に内から溢れ出てくるのは愛しい相手への想いだった。溢れ出るのを蓋をして止めるなんてする気はないが、顔が少し熱くなったのか水を一口煽った。相手もまた、一口飲み口の中を潤しているところであった。

一之瀬「良いじゃないか、主従を越えた関係、種族の壁すら打ち砕く関係ってのは。お前をそこまで変えるんだ、相当可愛いんだろう?」

影似「ったり前だ、可愛くないなんて言う奴が居たらぶん殴ってるとこだな」

一之瀬「それ、俺が暴力沙汰としてお前をしょっぴく事になるから止めとけ。…ま、何にせよ良いじゃないか」

クスクスと笑う、相手がこれ程までに熱い思いを持っているならば、そしてこれから先も持ち続けているならばきっと安泰するだろう。喧嘩は時にすれど良い仲になる…そう確信染みたものがあった。そう言えば遊佐と喧嘩したのはいつだったか…なんて考えようとすれば、その思考を遮るようにして相手から再び声を掛けられた。

影似「んでさ、あんたの許嫁…何処が可愛いとかあんの?」

一之瀬「は?…あぁ、あるとも。勿論な」

唐突な質問に面食らった感じの反応をしてしまったが、少し落ち着いてから脳内で処理をする。何処が可愛い、だったか…と間違いのないように確認をしてから言葉を紡いだ。

一之瀬「容姿は端麗、いつも元気で、俺の知らないことを教えてくれる。気配りも出来て、だが構って欲しいときはこれでもかとアピールしてきて…ってすまん、これだと普通のノロケだな。何処が可愛いかを挙げなきゃならんと言うのに…そうだな…笑顔が可愛いし、照れ隠しするとことかも可愛いな、後は言い返せなくなったときに軽く殴ってくるとことか、見た目に反してウブな反応を見せてくれるところとか可愛いと思えるな……何にせよ、一挙一動が可愛いし愛しいもんだ」

こりゃスゲェもんだな…なんて内心で溢しつつも、表に出さぬようにへぇー…だなんて相槌とも言えぬ相槌を打って話を聞いていた。何にせよ相手の想いは十分に聞けた、そうじゃなくとも相手にとって、話に出てきた彼女がどれ程魅力的であり、好きなのかが分かった気がした。自分にとって、切っても切り離せぬチェニのようなものなのだろう…そう思っていれば相手の視線に気付く。勿論、相手だけに言わせて自分は言わないなんてセコいことはしない。ゲームなどではしても、こう言った手にはそれをする気が起こらないし、する気も無かった。

影似「ま、大方はそっちと同じだよ。それに何処が可愛いかはさっきも言った。笑顔が可愛いし、雰囲気だって好きだ。仕草の1つ1つだって可愛いもんだしな?甘えたり甘えられたりする時の雰囲気も好きだな…それに、そうだな…料理作ってるときの姿とかこう…来るもんがあるよな?更にその後とかで、手料理を美味いって言った時に喜んだりする顔とか特に可愛いんだよ。あとはちょっと嫉妬心が強いのか焼きもち焼きなのも可愛いとこだよな、すぐ絞めて意識落とされるのは心臓にも悪いから程々にしてほしいところはあるけど」

ちょっと、だなんて甘い認識をしてるのは影似らしいと言えるだろう、勿論ながら盛大な焼きもち焼きであるのを知らない一之瀬からすれば、そうなのかと言った具合なものなのだが…
何にせよ、互いに互いがどれだけ相手に対してノロケを持っており、想いを抱いているか話し合っていれば唐突に鳴り響いたのは時刻を告げる時計の音だった。丁度15時を指し示しており、二人して随分と長く語り合ったのが分かるほどであった。今日は特にこれと言った用事が無い二人、少しだけどうするかを考えた後、飯を食いに行こうと言う形で丸く収まる。飯を食べた後に少し休憩を挟んでから、影似の方から一之瀬に稽古を頼み込むのは、また別のお話である。立ち上がり、荷物を軽く纏めて二人は出ていった。この場で歯の浮きそうな、二人のノロケの話が展開されていたことを知っているのは、その場に残された彼らの残り香……

















―――そして、これを読んでいるあなただけです。くれぐれも御内密に、そうせねば二人が羞恥で悶えてしまいますからね…フフッ…。
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みたらしさん (7kqp2hoh)2020/7/2 23:10 (No.47619)
みたらし宅の三人( 一人一機械一悪魔? )のほのぼのそろるです。
物騒な世の中、みんなともだちー☆の精神を忘れなかった感じのゆるい絡み。
色々気にしないで読んでいただけると幸いです。

でももし三人が集まったら本編でもこうなります。

【白玉に醤油かけたらみたらし団子じゃね?】



「突然だが機械ちゃん」

『俺は君です。機械君。いや寧ろ大蛇君です』

びしぃ、と片手を腰に当てもう片方の手を前に突き出し指を突き出す。そんな様子に 〈 またですか 〉、と心中で呟いた視覚補助機械こと大蛇は呆れたように告げる。溜息が吐けるシステムが組まれていたのならしていただろう。ちなみに読み方はだいじゃではなくおろち。

「そんなんどーでもいいの、伝わりゃ関係なしなし。
それよりも本題に入らせてもらおう」

『やけに高圧的ですね?
まあ何だか自信ありげなので付き合ってあげますが、終わったら日本語のお勉強をしましょうね』

「ふっふん……まあ、試食会みたいなものをしようと思ってい」

『解散解散、カメラ止めてください』

大抵こういうときの我儘娘の言うことはろくでもない。それはよくわかっている視界補助兼世話役の機械であるから、己の主人である彼女の言葉を遮り告げた。それにしたってカメラってなんだ。地の文さんもわからないぞ。

「ち、ちょっとぉっ!?
大丈夫、何時も私が暗黒物質( ダークマター )を作り出しているのは百も承知してるから」

〈 それが分かっているなら尚更。
この間なんて貴方砂糖と片栗粉間違えたでしょう。さらさら具合でわかりませんか? 〉

いきなりばっさりと話を終わらせようとしにかかった機械であるが、あえなく玉砕。どうやらなんとなくやりたいことが固まっているようだ。
頑固な主人のこと。どうせやるまで話を持ちかけ続けるのだろうから、今のうちに受けておくのが吉か。
もう一度溜息を吐きたい衝動に駆られた。

「あ、あれはなんだっていーの!ばか!
それでね、ほら、私だけだとアレだから、これ」

『なんで日光が当たらない場所に呼ばれたのかわからないけど、日向ぼっこのついでで、なんとなく。料理は出来ないよ俺』

これ、と主人が指差して出てきたのは近頃有名な堕天した神様ではないか。
そして料理は出来ないと語尾に付け足している辺り察してくれたようだ。そこまでさせるな。あと出来ないのかよ。しろよ。一人暮らしだろお前。

〈 あなたこれ天降りの悪魔ですよ?馬鹿ですか?
てか空気読んでくれてるじゃないですかそんなに遠慮しなくて良いぞお前 〉

思わず敬語外れたよね。

『仮にも強めなんだけど敬語外すの?
俺のカリスマは?どこ?』

しょげ……と言った様子で眉を下げる。カリスマなんていう横文字を知っていることに感激したが、生憎お前のカリスマとやらはもう彼女に捕まった時点で失せてるよ。

「おらお前ら料理するぞ配置につけー!
ってね!!」

【 いちじかんくらいあと 】

〈 ……なんですか、これは 〉

どろりとした白い何か。いや、白い何かに黄色い何かが混ざった何かだ。暗黒物質( ダークマター ) と形容するよりは、全てを飲み込んだ暗黒空間( ブラックホール )と呼んだ方が正しいかもしれない。それくらい目の前のお菓子(?)が放つオーラは凄まじかった。今に宇宙を飲み込まんとしているその様子は、まさに_____はっ!?危ない。己も飲み込まれてしまうところだった。

「れ、レシピどおりに作ったはずなんだけどね……。ほら、ここらへんとかべちょっとしてて……うあ、焼けてない」

レシピどおりってなんだっけか。

〈まあ、百歩譲ってシリアルに見えなくもないので評価対象ではありそうですね。
味さえ良ければ〉

まあこんな暗黒空間であれど、作ったのが主人とあらば、まあ採点を甘くしてやろうという気持ちくらいは出てくる。それが機械だから。……しかし、ここで問題。

『でも君機械なんだろう?だれも食べられないじゃないか。三人しかいないんだから』

そう。食べる奴がいない。俺は消化器官も味覚もないので食べられないから。かといってこれを生み出した張本人が食べたらどうなるかわからない。つまり。

「アンタが食べればいいじゃん」

なるよね。

『なっ!???ゑ……まあいいけど、まあいいけどなぁ!?』

びっくりして半分顔がひきつったのが見える。可哀想だこれは。ただ矢張り腐っても堕ちても神様。諦めずに一つそれを手にとって、口に落とした。その表情は宛らひのきのぼうとおなべのふたという初期装備で魔王城に乗り込む勇者のような_____。


『_____ッッ、なんか、変な味がする……。苦い。甘さは全くない。苦味しかない』

ぺっぺっ、と涙目になりながら舌を出し、尻尾を最大限垂らす悪魔様。飲み込んだのかなんなのか、口からそれが出てくることはなかった。お疲れ様。勿論それを見た彼女は首をかしげる。

「……あれ?砂糖入れたはずなのに……」

まあ、どおりで。砂糖と塩を間違えるのは百歩譲ってアリですが、

〈 貴女が入れたの砂糖じゃなくて食器用洗剤の粉末ですよ 〉

食えないモンをぶち込むんじゃありません。


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狐鈴さん (7gc0xao8)2020/7/1 22:48 (No.47535)
塗り忘れが酷い()
もう1枚描いたから許して()
狐鈴さん (7gc0xao8)2020/7/1 22:49削除
アッッ削除パスワードつけるの忘れたやらかしたッッッ()

ABURAAGE……ってなってる宇迦様。
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名無さん (7gfrhh99)2020/6/26 19:54 (No.47028)削除
おそらくメイドの日なるときに描かれた過去絵を投下しときますね…(生存確認)
面は面倒だったらしいです
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25時さん (7gco3nsr)2020/6/25 21:20 (No.46982)削除
努力と成果
よしのん!!!!!(僕の中では)
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2
25時さん (7gco3nsr)2020/6/24 20:12 (No.46921)削除
佳乃描こうとしたら鍛冶神様描いてました。何故なのか理由を僕なりに考えた結果、僕は今まで1度も女の子を描いたことが無いことに気付き、練習する事にしました()
お目汚し失礼()
無名鍛冶神
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